「真の乱数」を生成してくれるrandomパッケージ
R Advent Calendar 2013 15日めの記事です。
Rにはrunif()などの乱数を発生させる関数が実装されていますが、これらはすべて擬似乱数です。
この擬似乱数は、主に一定の数式を元に生成された数列で、乱数の種(seed)を与えて生成します。
同じ値を与えれば同じ乱数列が得られるという利点があるいっぽう、「真の」乱数ではないという欠点があります。
それを補ってくれそうなのが、今回紹介するrandomパッケージです。
このパッケージは、大気のノイズを観測して乱数を生成しているrandom.orgに接続し、乱数を取得しています。
RANDOM.ORG - True Random Number Service
12/10にパッケージの0.2.2がアップロードされていたので紹介してみました。